第三幕:黄泉の箱庭

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何やらそこでコントのようなのを始めた二人。 ライカさんの名前を言ってるっていう事はライカさんの友達? …だけどライカさんは殺気立ち、俺の肩を掴み引き寄せた。 「らっ、ライカさん!?」 俺はどうしたら良いか分からずライカさんの腕の中で混乱中。 すると、俺に気付いた二人は険しい顔になった。 「…あぁ?誰だコイツ」 なんか物凄く怖そうな人が俺達に近付こうとする。 しかし寸前でニコニコしているが目が全く笑ってない人に呼び止められた(なんか長ったらしい呼び方だな、よし…ニコニコマンと強面マンと名付けよう<ネーミングセンス皆無>) 「んだよジョレス、なんか文句あんのかよ!」 「…キア、場所を考えるんだ……本邸の近くにいる人間なら、ただの人間じゃない」 なんとっ!!俺が付けたネーミングを言わずに本名さらっと言っちゃったよ(悔しい(泣) そんな事を考えてる俺とは違い、キアと名乗られた強面マンは何やら考えていた(一度言いたかったんだよ、悪いかっ!!) 「…そういえば、その黒髪見た事あるなぁ」 「………つまり、雪村蒼の子供だろうね」 「ライカの力でよく分かんねーが、確かに感じる」
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