第一話 赤頭巾ちゃん

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「「「…………」」」 「え?な、何?急にみんな黙り込んで、どうしたの?」 「…※※、お主」 「久遠…それ以上言っては駄目ですよ?」 「…また、おやつ抜きになりかねないです」 「う、うむ…わかったのじゃ」 「え?え?な、何?何なの?」 「…ところで月讀さん、悩み事って何ですか?」 「おお!そうじゃぞ!月讀!悩み事は何なんじゃ?仮にも親子なのじゃ!親子水入らずという言葉もあるじゃろう!」 「そうですね、少し使い方は違いますが…」 「ねぇってば!」 結局、みんなからスルーされた※※は、最後には追求を諦めて月讀の話に耳を傾けることに専念するのだった。
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