心が通じ合った瞬間

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翌日 清子さんは多くの入居者、スタッフに見送られ特養へと移って行った 涙、涙の別れだった 本当は最期まで看取りたかった それはスタッフみんなの気持ちだったと思う でも 入居者は清子さんだけではない それにここには特養のような設備もない どちらが清子さんにとって幸せなのかは誰にもわからない でも 清子さんは今も特養のスタッフみんなに愛され大事にされていると信じている
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