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音姫は満面の笑みを浮かべ義之と愛理を残し先に居間へと入って言った。
「いや、逆だろそれは…。」
と、義之のつぶやきも虚しく響いた。
目の前には愛しの愛理がそこにいた。
「…///義之兄さんいらっしゃいです///どうぞあがるですよ///」
とかなり照れながら言った愛理は義之からみてもかなりの可愛さであった。彼女が、一生懸命持て成してくれている事にうれしさを隠せない義之であった。
居間に義之をつれてきた愛理は義之に机に招いた。
晩ご飯を食べながら色々と話をしたりして、盛り上がっていた。
ふと、福引きで当てた海の旅行タダ券5名様招待のことを愛理は思い出して話を切り出した。
「うそっ!いいじゃないっ!」
「最近出来たって評判のリゾートだよ、一度は行きたいなぁって思っていた観光地だよぉ~。」
と音姫や由夢は愛理の話を聞き終えうれしそうに言葉を放った。
「ほぉ、いいじゃないか、行ってきなさい、4人でね」
「純一さん」
声を聞いた義之は純一の声に気付いた。
「おじいちゃん、いいの?」
と、音姫
「ああ、行っておいで。」
純一は皆にやさしく言葉を放った。しかし、5名ペア招待なので、あと一人は誘えるが、家族以外は禁止なのだ。
「よかったら純一さんも一緒に行きませんか?」
と、義之は尋ねた。
しかし、純一は。
「やめとくよ、今回は久々に音夢と二人きりで、過ごしたいからな」
と、純一はいったので、皆納得をしたのだ。
「じゃあ、今回は4人で、いきます、時間厳守だよ」
と、音姫が仕切っている
よっぽどうれしいらしい。
「ふにゅ~っ」
「うん。」
「わかった。」
そんな音姫に対し、愛理、由夢、義之は返事をしたのだった。
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