とりますた~と

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 あの日から、世界は変わった…… 少なくとも「俺は」そう思う。  2100年―― 俺達の世界に一つの爆弾が落とされた。 それは、誰かを殺したり、大切なモノを壊すものではなかった。  「アイディア」だ。  当時の世界各国では、その発表される一瞬、全ての人類が驚愕した。 一世一代の発明……  身体の中に「コア」を組み込む。  機械を身体の中に組み込むことは可能であったが、細部つまり「細胞」に組み込むことが不可能に近かった。  それもそうだ。 拒絶反応がでるとか、もし出来たとしても、遺伝子が変異し「新種のガン細胞」が誕生してしまう。 致死率100%、被験者は何人もその為に命を落としてしまう。 誰にも知らされないまま、死んで行くのだ。
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