第一章 ~出会い~

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正直なところ、ぼくはしばらく状況が読み込めなかった。 ただ、ぼくの頭の弱さに関わらずに話は進んでいく。 「このクラスはホームルーム中なのに話し声は耐えない上に、転校生が来ると聞いてからかっただろう。 俺はそんな人間は好きじゃない。 だから、このクラスも嫌いだ」 …ここまで物事をはっきり言えるのってある意味才能だよね? もはや、怒りの域を超えて冷静に対応できるかすら怪しかった わかったことは、この非常識な生徒はぼくのクラスに転入生だが、そのクラスがどうも嫌いらしいということだけだった。
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