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正直なところ、ぼくはしばらく状況が読み込めなかった。
ただ、ぼくの頭の弱さに関わらずに話は進んでいく。
「このクラスはホームルーム中なのに話し声は耐えない上に、転校生が来ると聞いてからかっただろう。
俺はそんな人間は好きじゃない。
だから、このクラスも嫌いだ」
…ここまで物事をはっきり言えるのってある意味才能だよね?
もはや、怒りの域を超えて冷静に対応できるかすら怪しかった
わかったことは、この非常識な生徒はぼくのクラスに転入生だが、そのクラスがどうも嫌いらしいということだけだった。
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