第一章 ~出会い~

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あまりにも急展開すぎて、話についていけない。 いや、できることならばついていきたくない。 あれ、例の転校生がこっちに歩いてくる。 そして、座った。 なんでぼくの真後ろに座るんだ。 確かに後ろの席は空いていた。 でも、わざわざぼくの後ろに座らなくてもいいじゃないか 「ねぇ、君」 その転校生はぼくのほうへ顔を上げるなり 「俺には橋口真って名前があるんだ。 ちゃんと名前で呼んでくれないか。 君なんて呼び方をされるとむかつく」 むかつくのはこっちだっつーの!
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