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「これっツオイ、まぁた修行さぼっているのか。」
「だって めんどくさいじゃん。」
・・・かなりものぐさである。
ガンジょ老師は昔はかなり腕の立つ魔法使いだったので何人も弟子がいる。今日もツオイと同じくらいの年頃の
弟子の指導をしている最中であった。
「老師、そんな救いようのないぐうたらは放っておいて私達に指導を」
「うむ、分かった」
老師は顎鬚を右手でさすり体を浮かせて弟子達の方へ飛んで行く。
「モ・エ・ロ」
大声を張り上げて弟子達は魔法の修行に励む。
優秀な弟子の一人チセイは
火の魔法を難なくこなしている。
「ねぇー、もうおやつにしようよ。」
さっき昼ごはんを食べたばかりのツオイの発言。
緊迫したムードぶち壊しである…。
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