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「田中の変身ベルトを盗んだのは、佐藤・・・おまえか？」
「・・・・。」
「答えるんだ。佐藤。違うなら違うと言えば言いだけなんだから。」
「ああ。俺だよ！！俺が盗った！！！」
「佐藤！！」
「佐藤君！！」
「まさか！！」
「まて。話を聞こう。なんでだ佐藤。」
誰もが混乱する中、教室の中で担任だけが冷静だった。
田中ですら親友の佐藤が変身ベルトを盗んだという事実が信じられない気持ちだった。
「何故なんだ佐藤。」
「・・・欲しかっただけだよ。」
「嘘だ！！」
田中が喉が裂けんばかりに叫んだ。
「佐藤はそんな奴じゃない！！先生！！俺が一番、良く知ってる！！これには何か理由が！！」
「分かってる。分かってるよ田中。佐藤。親友の田中がこう言ってるんだ。本当の事を話してくれ。」
「お前に・・・これ以上、闘ってほしくなかったんだ。」
「佐藤！！」
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