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「香織ー!!ご飯出来たわよー」
「はーいっ!!」
香織が夕飯の時間に家にいるのは珍しかった。
それにしても、夫の帰りがいつもより遅い。
普段は残業や接待で遅いけど今日は病院行くとか言ってなかったっけ?
まぁいっか。
ラップしてとっておけば。
「いただきまー…」
……ピーンポーン……
「今食べようとしてたのにーっ!!何?」
「宅急便かも。香織、出てくれる?」
はいはーいっと返事をしながら香織は玄関まで走ってドアを開ける。
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