病院

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「お前じゃ話にならんっ!!」 俺は医者の机の上にある内線電話のようなものを見つけた。 「院長をよんでやるっ!!」 焦る気持ちで、なかなか『院長室』とかかれたボタンが見つからない。 「何番だっ!!言えっ!!」 「私がこの病院の院長です」 医者は椅子に座ったまま言った。 「ちっ」 舌打ちをしながら内線電話の受話器を叩きつける。 ………… ……… …… … 俺を、あわれむように、そして残念そうに医者は 「お気持ちは分かりますが、どうか落ち着いて、理解して、受け入れてください」 と言った。
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