病院

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「なぁ゛……俺本当にじぬのがよぉ先生ぃ」 崩れ落ちて泣きながら、医者の白衣の裾をつかむ。 「なんどがじでくれよ゛ぅーっ」 「先生医者な゛んだろ?俺みだいな平凡なのもなんびゃっかいと見てんだろ?治してく゛れよ…っ!!」 医者は床に座りこんだ俺の目線にあわせるようにしゃがんだ。それから 「……すまない」 と一言だけ言った。 ………… ……… …… …
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