輝く街の片隅で
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「ねえ、どれがいいと思う?」 ショーウインドウに手を掛けながら、芽衣子は振り返った。 その先では、諭が温かな笑顔を浮かべている。 「芽衣子が好きなのでいいよ。 そのハートのとか、似合うんじゃない?」 諭が指差した先には、シンプルで可愛らしい、ハートのペンダントがあった。 芽衣子の好みを、諭は的確に捉えている。
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