輝く街の片隅で
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しかし値札を見ると、0が1つ多いんじゃないかと思ってしまう程、俗に言う【いいお値段】が記されていた。 芽衣子は小さく息を吐き、首を横に振った。 「同じようなの持ってるから、今日はいいや。」 諭のコートの裾をつまみ、出口へと促した。 芽衣子は少し後ろ髪を引かれながら、店をあとにする。
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