第2話

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季節は夏、夏休みだった。 私はあの日一人街で買い物をしていた。 特にほしい物があるわけじゃなかったけど、何となくブラブラと。 そして一軒の雑貨屋さんに立ち寄り、店内を見ていたら、可愛いイルカのペンダントに惹かれ、ずっと眺めてたんだ。 しばらくしたら、サングラスをした若い男性が声をかけてきた。 男「君イルカ好きなの?僕も好きなんだよね」と突然声をかけられた。 私はビックリしたのと同時に心の中で何なのこの人?いきなりナンパ? って軽蔑な眼差しで見ていた。 するとその男は何も言わずそのペンダントをレジに持っていき、私の元へ帰ってくると 男「これ君に似合うからあげるよ」とペンダントを渡し、その場から風の様に消えていった。 私はペンダントを持ったまま状況が理解できず、唖然としていた。 家に帰ってからも頭がパニックであの人のことが何故だか気になってその日はまったく寝れなかった。
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