第2話

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それからしばらくしたある日、私は学校からの帰り道、突然どしゃ降りの雨になって、傘を持ってなかったから、ダッシュでずぶ濡れになりながら帰ってた。 そしたら私の横に一台の黒いベンツが停まったの 気になったから車のほうを見たら、助手席の窓が開いて、サングラスかけた男が 男「お姉ちゃん、風邪ひいちゃうから車に乗りな」 と言ってきた でも何か怖かったから 海「家近くなんで大丈夫です」 って答えた。だって何かやばそうだったんだもん。 でもその男は傘をさして私に近づき、びしょ濡れの私の頭にタオルをかけて、ギュッと抱きしめ 男「こんなに冷たくなってるじゃん」と囁いた。 その瞬間私の頭は真っ白 だけど初めて感じる暖かさが心地よく思えた。 気づいたら私は車に乗っていた
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