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―空葉side
「ついたぞ、理事長し…って海煬?」
「…ん、あ、あぁ。」
なんだなんだ?
海煬が何かを悩んでいる。
どうしたんだろうか?
もしかして…
お腹すいたのか!?
そうなんだね!?←違
「海煬。」
「ん?」
「朝ご飯食べてないんでしょ?」
「は?」
「だから~、朝ご飯食べてないんでしょ?だから悩み顔で朝ご飯何にしようか迷ってるんだよね?そうだよねっ!?」
そうに決まってる。
だって現在時刻7時。
普通にお腹がすいてもおかしくない時間だ。
「どう!?」
「た、確かに何も食べていないが…。」
「だよね!そうだと思った。俺はもう済ませたけど海煬がお腹すいてるなら、理事長室行った後、食堂連れてってあげるよ。」
…
ん?
反応なし?
「ぷ、ふふ…そうかそうか、くくっ…俺の悩み顔はお腹がすいてるようにみえるのか。ふふっ…終わったら…ふっ…連れてってもらうよ。ふふっ…。」
な、なぜ笑うんだ!?
俺、おかしなこと言ったか!?
う~ん…
海煬の笑いのツボが全くわからんよ…
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