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「海煬。扉開けていい?」
「ん?あぁ。」
俺たちは今、食堂の前にいる。
朝に食堂来たことないから緊張するな~。
ギィィィッ
「キャァァァー!!」
「ウォォォォー!!」
「生徒会会長の空葉様だわぁぁっ!!」
「朝に来るなんて珍しい!!」
「あ、誰か連れて歩いてらっしゃるわ!!」
「誰!?見たことない人だよ!!」
「すごくかっこいい!!あれが噂の転校生じゃない!?」
「空葉様と一体どうゆう関係なのかしら!?」
王道らしい歓声がいろいろととんできた。
海煬は全然王道転校生じゃないけど。
王道学園なのに…
俺は、昼に食堂を緑と拓と悠と使うからこういう歓声にはなれているのだか、聞き慣れていない海煬は耳が破壊されたようだ。
残念っ☆←
「み、耳がぁぁっ…空葉~なんで教えてくれなかったんだよ!」
「俺様は聞いたぞ?扉開けていいかって。」
「俺様に戻ってる…ってかそんなの教えたうちに入んねーよっ!まじ耳痛いんだけどっ。」
「置いてくぞ。」
「ちょ、ちょっと待てって!」
俺は海煬を置いてさっさと2階席へ上がる。
…ちゃんとついてきてるけど。
あ、いい忘れてたけど、食堂は2つあって、寮に1つ、学園に1つある。
学園のほうの食堂は2階があり、生徒会、風紀委員の専用席になっている。
王道学園万歳っ!
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