~怪我からの出会いによろしく~

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「人の生き血が、無いと猫に戻れないんですよ!!」 あっ、俺の服きろと言った件だけ無視ですが? 「お願いだから早く服きろ」 と、流一はヒメを背の後ろにして頼み込むような声で言った。 「は~い、そうが無いですね分かりました。」 と、ヒメは元気よく言った。 「そこだけ元気になんなよ。それに上から目線だし……」 と、ボソリと言った呆れモードの流一。 「何か、言いましたか?」 「別に、なにも、…」 と、俺はどんどん小さくなる声でそっぽなく答えた。
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