プロローグ

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Aside 「おい!仁!起きろって!」 ぴぃが、俺の体をユサユサと揺らす。 朝っぱらからうるせぇ~。 「なんだよ…。今日、休みなんだから、まだ寝かせろよ。」 俺は渋々ベッドから体を起こした。 「今さ、会社から電話があって、申し込んでた独身寮空いたから入れるって!」 俺は、寝呆けている頭で考えた。 「はあ~?…俺はどうなんの?」 頭を抱え込んだ。 浮かぶのは、家賃のこと……。
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