序章

2/2
前へ
/10ページ
次へ
二人の若者が世界をかけて激突していた、そんな時代があった。 ある時は落とし穴に引っ掛かり、ある時は味方に裏切られ大怪我を負い… 何十年もの時を経て争ったが、結局決着がつく事はなかった。 そして、いつものように戦っていた二人は、突然姿を消してしまうのである。 噂では相討ちだとか、隠居しているだとか。 そもそも二人の存在すらなかったのではないかと疑う声もあった。 しかし真実を知る者はいない、遠い昔のお話。 語り継がれる毎に尾びれがついて作り話のようになった、遠い昔のお話。 っていう夢を見たんですが、今回これでいけませんかね、編集長?
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加