特別な言葉

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頬を膨らませ、嘆くような声を上げる。 そんな芽衣子を見て、諭は芽衣子を抱きしめてしまいたい、と感じていた。 が、我慢した。 「だって芽衣子さん、可愛いんだもん。」 諭の理性が勝ち、思っていることを言葉にする。 その言葉を聞いた芽衣子の頬はいつも通りに戻り、口が少し開いていた。 「芽衣子さん、ちょっと変な顔してるよ。」
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