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やつに向かって走り、目前3mでさっと下に沈み込む。
すると突然目的を見失ったやつはろくに考えずに銃を打つ。
「一発目。」
そこでノーガードな足元に足払いをかける。
指が掛かったままだったトリガーは自然と引かれ、もう一発も私に当たることはなかった。
「二発目。」
二発目を確認すると、私は太ももに隠していたナイフをやつの首に押しつける。
浅く切れた傷口からつう、と血が流れた。
「チェックメイト。」
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