傷口 ( 2011.5.16)

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傷口 ( 2011.5.16)

今も夕暮れやってくる 暗い夜になると人は      過去の傷が痛くなる      手にした薬飲んでも      傷は切なさ連れてくる あああの時の横顔が      夢の中でもさょなら      僕に言い放つ 寝汗かいた僕は 傷口に酒流し込む 日が過ぎてもこの痛み 忘れる事はできない 冬の季節が終わる頃      一人孤独な夜むかえ      すぎた闇思い出して      手にした薬飲んでも      傷はときめき奪ってく あああの海での出来事 今も脳裏な焼き付く      最後のあの時 思い出捨てようと 春の星座を見上げた      襲い続けるこの傷 いっになったらなくなる
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