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ナイスタイミングっ!
「とにかくごめんっ!」
後ろから泣き叫ぶような声が聞こえたが、無視しよう。
「マジサンキュッ!朱雀っ!」
「貸し1だ。帰ったら晩飯用意しとけよ?」
「はぁ!?今日お前の当番だろ?」
「五月蝿い。それと、鵲先生だ。」
「…はぃはぃ。」
俺を助けてくれたのは、朱雀だった。
ノートの山を持って歩き、準備室に着くと、手が塞がっている俺見て、朱雀がドアを開けた。
「サンキュッ」
お礼を言ってテーブルにノートを置き、出て行こうとすると腕を掴まれた。
「なんだよ?」
「やはり、晩飯は用意しなくていい。」
「マジッ!?やった!」
「その代わり、そこ座れ。」
「は?」
「いいから。」
冷淡な口調で言う朱雀に逆らえず、ソファーに座った。
「ぇ?ぅわっ!!ちょ!」
「五月蝿い。」
ソファーに座ると、朱雀が股に頭を乗せてきた。
「何なんだよ、急に…」
「ただの嫉妬だ。」
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