序章

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「朱雀っ!お前、起こせよっ!」 「私のせいか?」 「~ったりまえだろっ!」 「夜中まで起きてるお前が悪いんだ。」 ちっくしょうっ!!!!! 仕方なく急いで支度を…、 革の手袋にハイネックのセーター、中には防弾チョッキを着て、裾の長いコートを…、 身長を隠すように、シークレットブーツを履く…、 まるでカラスだ…、 「網羅、用意できたか?」 「一応な…、」 「じゃぁ、行ってこい。」 「ぁあ、行ってきぃ~。」 はぁ、 なんとか間に合ったけどよぉ~…、 [そっちにも見張りをっ!] [もう時間だ、来るぞ!] 見張り多くね? 「やる気なくした…」 【プルルル…(ブチ】 「何だよ?」 帰ろうとすると、携帯がなった。 『言い忘れていたが、………帰ろうとするなよ?』 「な、何だよ、急に、」 『ぃや、ふと思い出してな…、じゃ。』 【ブチッ】 .
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