序章

5/5
前へ
/114ページ
次へ
あいつの感は、侮れねぇな…、 [まだ現れないのか!?] [予告時間を過ぎています!] やれやれ、 そう急かすなよ… 全身が黒の俺は当然目立つ。 どうしてそんなハンデを背負ってるか… ここのポリスは頭が堅いからだよ… 「さぁて、ひと暴れするか、」 黒いコートの長い裾を靡かせて… 三分だ… 三分で盗る。 烽火に火をつける。 走るか…、 後ろには、煙があがっていた。 [煙だっ!!] [あいつが現れるぞっ!!!!] ばぁか… もぉ遅せぇよ! 宝石店の屋根に、ワイヤーの先に付いている針金を引っ掛ける。 それに掴まると自動的に上に…、 そのまま屋上に着くと、エレベーターで下に…。 やっぱり怪盗がエレベーターを使うなんて思ってもないか… ブラックダイア…、 いくらだろ? …猫、何匹飼えるんだ? てか、誰も監視カメラ見てねぇのか? エレベーターのドアが開いた。 あと1分30秒…か、 さぁて、 お仕事の時間だ…。 .
/114ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加