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「ほんとね。ハルミさんも来たら、コーヒーを淹れて食べましょう!」
私が言うと、多佳子は笑顔で頷いた。
それから少し経ってハルミも出勤してきたので、私たちは朝から優雅なコーヒータイム。
この仕事は午後や夜に比べ、平日の午前中は時間に余裕がある。
朝っぱらから相談や入会の手続きに来るお客様は少ないからだ。
だからこんなふうに、女3人で優雅な時間を過ごせる機会も少なくない。
もっとも美味しいお茶菓子の差し入れなどは滅多にないので、ほとんど自分たちの自腹であったが……。
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