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13時ジャストに鬼山誠がやって来た。
きちんとスーツを着て、一流企業に勤めるサラリーマンらしい雰囲気は漂っている。
ただ、もう少しゆったりめのスーツやワイシャツに変えた方が良さそうだ。
ピチピチの服で彼のメタボ体型は強調されていた。
「鬼山様、こんにちは。百合絵さんはもういらしてますので、どうぞこちらへ」
私は彼をお見合いブースに案内し、二人を紹介して挨拶を交わし、お見合いのゴングが鳴った!
事務室へ戻った私は、二人の会話が気になってたまらない。
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