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「申し訳ありません。３０分という決まりですので、どうかお許し下さい」
私が深く頭を下げると、亜瀬利は渋々席を立ち、別のブースへ移動した。
「結婚式には店長さんもご招待しますよ」
いきなり言われ、私は「へっ？」と声を出しそうになった。
「亜瀬利様は百合絵さんを気に入って下さったんですね？」
「そうです。若いしカワイイし、いいじゃないですか！ 決めましたよ」
「では百合絵さんのお気持ちも確認しますので、お互いにＯＫだったら交際を始めてください。交際成立かどうかは、明日ご連絡いたしますね」
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