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「なぜと言われましても……こういうことはお互いの相性、ご縁ですから……」
「分かるようにハッキリ説明してもらわなきゃ困りますね。まさか、店長さんが邪魔したわけじゃないですよね?」
「あの、亜瀬利様……。私が邪魔などする筈ありません! 誤解しないでください!」
言いがかりをつけられ、さすがに仕事でもカチンときた。
私の強い口調に怯んだのか、亜瀬利の言い方が少し穏やかになる。
「いやー、すいません。僕のような優良会員がいなくなったら、店長さんもお困りかと勘ぐってしまったもので。ハッハッハッ」
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