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「確かにおっしゃることは分かります。亜瀬利様のやり方を喜ぶ女性もいるでしょう。ただ、たまたま百合絵さんには合わなかったんです」
この理屈で押し通すしかなさそうだ。
亜瀬利の行動自体を否定すると、話は一向に解決できない。
「じゃあ僕に合う女性を見つけてくださいよ!」
亜瀬利が捨てゼリフのように言った。
(ヤッタ! 百合絵さんのことは諦めてくれた! 今日のところは何とか解決! 後々の問題は山積みだけど、今日は亜瀬利から釈放される!)
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