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「お二人ともお疲れ様です。私も行った方が良かったのかしら?」
「ううん、ブースは狭いから三人が限界だし。それにハルミさんのおかげで、すぐ解決できたから」
私が言うと、ハルミは得意満面の笑顔。
「いや~、恋愛知識のない細見さんだから通用した手ですよね! 平均失恋回数が37回とか50回とか。自分で言っててヒヤヒヤしてました」
「それ何ですか?」
不思議そうに尋ねる多佳子に、ハルミはさっきの状況を説明する。
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