イケメン27歳vs年下大好き36歳のお見合い

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「洋子さん、お疲れ様です。智樹さんの印象はどうでしたか?」 私が彼女に尋ねると、彼女は言葉を選ぶようにゆっくりと話し出す。 「はい……素敵な方だと思いました。それで、あの、彼の方は……?」 洋子は智樹の気持ちが気になってたまらないのだ。 幼児にお菓子を与える時のような優しい表情で、私は彼女に答えを告げる。 「智樹さんは貴女との交際をOKしましたよ」 「ほんとですか?!」
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