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本心では私もこのガールズ、いや熟女トークに加わりたいところ。
だが店長という立場上、2人を注意する。
「おしゃべりはそのくらいにして、仕事をしてください! もっとアポイントを入れられるように、お客様への電話やメールをお願いします」
多佳子たちは申し訳なさそうにおしゃべりを止め、それぞれの仕事に向かった。
私はお客様への営業メールを打ちながらも、智樹のことが気になってしまう。
(彼の相談事って、何だろう……?)
明日になれば分かるのだが、それでも心から離れなかった。
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