イケメン智樹の相談

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翌日の夕方――。 6時を過ぎた頃から、私はソワソワしていた。 今日の仕事はすべて片付けてしまい、あとは智樹が来るのを待つだけ。 シフト上、ハルミは今日お休みだ。 多佳子にも「営業時間の7時を過ぎたら事務所の留守電をセットして帰っていいからね」と伝えておいた。 そして6時半になる頃、智樹が現れた。 私は「こんばんは」と笑顔で迎える。 「すみません、店長さん。お忙しいところ、お時間を取ってもらって」
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