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黒髪「私は名瀬 魅呼兎(ナセ ミコト)
階級は大将よ」
茶髪「私は常盤木 美華(トキワギ ミカ)
階級は准将」
やっぱり!
こいつはミカだ!
俺のことを覚えていないのか?
名瀬「さっそくだけどあなたはどこから来たの?」
……どこから来たって聞かれても
疾風「その前に一つ聞いてもいいですか?」
名瀬「……なに?」
疾風「ここってどこなんですか?」
名瀬「……決まりね」
名瀬魅呼兎はそういうと立ち上がった
名瀬「龍太君、ここは彼女に任せましょう」
龍太「……はい」
二人はこの部屋から出ていった
そして訪れる二人だけの時間
先に口を開いたのは俺だった
疾風「……俺のこと忘れたのか?」
美華「……」
疾風「……」
美華「……ゃない」
疾風「……え?」
美華「忘れるわけないじゃない!このバカぁ!!」
ミカは俺の首に腕を回すと抱き着いて泣き出した
疾風「……ミ……カ……」
と、感動の再会もつかの間
ミカは抱き着いていた手を離すと、思いっ切り頬を平手打ちした
疾風「いってぇ!?」
美華「なんで来たのよ!!」
疾風「はぁ?なんでって言われても」
美華「このバカ!バカバカバカ!!」
ミカは俺の胸を叩く
疾風「痛い!止めろって」
ひとしきり叩くとミカも落ち着いてきた
疾風「ミカ、ここはいったいどこなんだ?」
美華「……ここは私達が生まれた地球じゃないわ」
地球じゃない?
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