物語は突然に

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少年「あ~コホンコホン、貴様は今から大将・名瀬魅呼兎様の命により日本国軍部に連行する」 「日本国!?ここは日本なのか?」 少年「私語は慎め」 「けちけちすんなよ少年」 少年「誰が少年だ! 俺の名前は本田龍太だ!」 「なぁ龍太よかったら俺の家まで送ってくれよ」 龍太「中佐と呼べ!それに今から連行すると言っただろ」 そう言うと中佐は牢屋の鍵を取り出し扉を開けた 龍太「ついて来い」 地下から出ると軍服を着ている奴が何人かいた 暗くて分からなかったが本田龍太も黒色の軍服を着ている 兵士「中佐、食料の確保が終わりました」 龍太「うむ。そこのご老人通報ありがとうございました」 じぃ様「そやつは敵なのか?」 龍太「今のところなんとも言えません」 敵じゃないと言いたかったがさっきから兵士の一人に剣を向けられていた 俺は馬車に乗せられこの村を後にした 「なぁなぁ少佐?」 龍太「中佐だ!」 「さっき言ってた名瀬なんとかって誰だ?」 龍太「貴様、名瀬魅呼兎様を知らないのか!?」 「全然知らない」 龍太「この日本国軍の大将、つまりこの国のNO.2だぞ?」 「そんな偉い奴がなんで俺を呼びだすんだ中尉?」 龍太「中佐だ!詳しいことは俺も聞いてない」 「……役立たず」 龍太「だれが二等兵だ!」 「言ってねぇし!」 こんなやり取りを繰り返しているとようやく前方に大きな建物が見えてきた 「デケェ!」 そこにあったのは巨大な城だった その周りには家がたくさん建っている 通りには人々が溢れていた 「ここどこだ?」 龍太「はぁ?東京に決まっているだろ」 東京!?
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