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「星のマークを付けた制服を着てる奴なんていねぇじゃん」
龍太「士官と一般兵はこの建物の中に入ることを禁じられてんだよ」
「なんで?」
龍太「多くて邪魔じゃん」
……なるほど
俺達は階段を上っていく
龍太「待て」
俺は犬か
龍太が手で俺を止めると無理矢理俺の頭を下げた
「なにすんだよ」
龍太「黙ってろ」
龍太も俺と同じように頭を下げていた
上から誰か下りてくる
頭を押さえつけられていて顔を見れなかった
通り過ぎると手を離した
「誰だったんだ?」
龍太「新堂中将だ」
またまた偉い奴だな
龍太「いいか、将官とすれ違うときは頭を下げろよ」
どこにでもそういうルールはあるんだな
俺が頷くと再び歩き始めた
三階につくとたくさんの扉があった
その中の一番大きな扉まで行くと、そこに立っている弾が1つの兵に聞いた
龍太「名瀬大将に用があるのだが」
准尉「大将は中でお待ちです」
そう言って扉を開けた
中は巨大なホールだった
中央にはテーブルが置いてある
そこに座っている2人の女性
どちらも超絶に美人でかわいい
俺と同じぐらいの歳で、茶髪でポニーテールの女の子
もう一人は目の下に泣き黒子があり、黒髪で年上のお姉さん的な人
どちらも神レベルにかわいいすぎる
二人は俺達の存在に気付いた
黒髪「龍太君わざわざ遠くまでありがとね」
龍太「いえいえこれも任務ですから」
俺はもう一人の女の子を見ていた
彼女と目が合う
……あれ?
こいつ……
「……ミカ?」
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