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T-72は常に西側諸国を威圧しながら冷戦後半の主力戦車として大々的に配備された。射撃統制装置や複合装甲、主砲という具合に改良が施され様々な派生型が生まれるのだ。
東側諸国には積極的に輸出されロシア以外でも未だに配備されている。輸出仕様は機密情報(照準精度や複合装甲の材質・厚み)が漏洩しない様にかなり性能が落とされていた訳だが…
因みに輸出仕様はT-72A、本国仕様はT-72Bを元にバリエーションを展開して行く。特にT-72A系には対戦車ロケットの運用能力が無い為、湾岸戦争では戦力差が致命的だったとされる。
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