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「そういえば!弘樹くんは何組??」
「三組。」
「隣のクラスだ~あたしたち二組なんだ!!」
私は満面の笑みでピースする。
「あぁよかった。うるさいのと一緒じゃなくて!!」
弘樹くんは横目で紗茄ちゃんを見ると友達のところへ戻っていった。
「…行っちゃった」
紗茄ちゃんがぽつりと呟いた。
ちょっとだけ落ち込んでるようにも見えた…が。
「由奈っ!!教室行くよ!」
紗茄ちゃんはいつもどおり明るく振る舞った。
昔から
紗茄ちゃんは強がり。
今日帰りにでも聞いてみよ!
私たちは教室に入った。
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