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できないんじゃないの!!
しないだけ!!←誰も聞いてない
「由奈~遅いんですけど…」
「あっ紗茄(さな)ちゃん!おっはよ~」
「あんた…このあたしを待たせておいて何へらへらしてんのよっ」
「へぇ??!ぅぁああっ!!待ち合わせ~っ」
私は紗茄ちゃんとの待ち合わせ場所に向かうために走り出そうとした。
「ちょっ…バカかあんたは!!!あたしは目の前にいるっつーのっ!!」
「ありゃ!?なんだ~ちゃんと間に合ってたじゃん♪もぅ紗茄ちゃんったら~」
「間に合ってないだろっ!!あんたまだ寝てんでしょ!!?」
「起きてるよん♪」
「あ…ダメだ。死んでる」
「ひっどくなぃ??!」
そんな会話をしながら学校へと向かう。
隣を歩く紗茄ちゃんは中学からの親友。
クールで
口は悪いけど←かなりの失礼
かなりのベッピンさん。
お化粧だって!!
只今お勉強中♪
って紗茄ちゃんにしてもらうんだけど…
まぁいいじゃん?←いいのかよ!
「ほっんとにあんたはボケてるわ…」
「ボケてないも~ん!!」
「ただの天然か…」
紗茄ちゃんは一人考え込みながら歩く。
落ち着きがない私はキョロキョロ…
「「「きゃぁーッ♥」」」
突如私たちの目の前に現れた人間の塊。
女の子たちは貴声をあげている。
芸能人でもいるのかな…?
不意にそう考えたら原因の人物が姿を現した!!
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