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「な……っ由奈!!」
「ふぇ!!?あっ教室行かなきゃ!!紗茄ちゃん急ご!!」
「ちょっと待ちなさいよ~!!アンタ顔真っ赤だよっ!!」
「えっ!!?」
紗茄ちゃんは私の額に手をあてる。
「熱は…ないね。もしかしてさっきのイケメンに一目惚れしちゃったか!!」
笑いながら紗茄ちゃんは私の顔を覗く。
「わかんない…」
「なんか言われたの?!」
「うん!!!すっごいドキドキする~っ!!」
「ついに由奈も恋か!!」
紗茄ちゃんに頭を撫でられる。
う~っ!!
紗茄ちゃんったら~っ
「そんなんじゃないし~!!」
「またまた~!!さっ教室行くよ!」
「あっ待って!!」
私は紗茄ちゃんの後ろを追いかけた。
恋とかよくわかんないや…
でも!!
胸がドキドキして仕方なかった。
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