1.始まりの刻

2/7
前へ
/11ページ
次へ
ふわり、と風がユトの髪を揺らす。 彼はじぃと眼下にある村を見ていた。 藁葺きの屋根を持った家が建ち並ぶこの小さな村は、彼の生まれ育った場所でもあった。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加