空サイド

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空サイド

「なぁ、修?」 「あ?」 「本当に来るの?」 「当たり前だろ」 俺は今日、修に那稚に会うことを話した。 また一緒に暮らさないかって言われるのかと思ったら気が重い。とかグチグチ文句を言っていたら「俺も行く」と言いだした。 一応、那稚に連絡とったら、どうやら家のことじゃないらしい。 なんか、重荷がおりた。 「だって、お前の異母兄弟だろ! 見てみたいじゃん。……似てるの?」 修は那稚に興味津々。 「どうだろう?自分じゃよくわかんないや」 似てるって言われたら似てるのかな?
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