空サイド

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「空、行こー」 部活が終わり、修はさっさと帰える準備を済ませた。 俺の支度が終わるまで急かし続ける。 「待てって」 俺は、バッシュを袋にいれてロッカーにぶちこんだ。 那稚と待ち合わせ場所に入ってきょろきょろ探す。 那稚は席を立って、俺たちに手を振っていた。 「よっ、空!」 「お、おう」 那稚の向かいの席のイスを引いて座った。
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