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「ぎゃははははっ」
と人目を気にせず修は笑った。
「なに?」
笑う修に睨みをきかせ、カバンを下に置いた。
修は俺の隣のイスを引いて那稚と俺をじろじろ見る。
「おまえら、そっくり!
あっ、俺、修。
須藤 修。よろしくな、那稚!」
修は那稚に手を差し出し、握手する。
「よろしく、修!
俺は四条 那稚」
「俺、買ってくるから何がいい?」
修は財布を持って席を立った。
『「てりやきとコーラとポテト」』
俺と那稚の声が綺麗にハモった。
何だこれ?
不思議なものを見るようにお互いが顔を合わせた。
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