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おい、おい・・・
どこかで男の呼ぶ声がした。
おい、レイン起きろって・・・
まただ、俺は眠たいってのに・・・。
寝惚けながらに少し目を開いた。
目の前には勝手知ったる男の姿があった。
おーっ、やっと起きたか
聞きなれた声だ。
寝かせてくれ、俺は眠たいんだ。ってお前・・・誰だっけ・・・。
ひでぇ、ちょうひでぇよぉー、大親友のこの俺をー。
うるさい
さらにひでぇよぉー、俺はもう泣くぞぉ、うぅおぉぉぉぉぉーっ
マキ、うるさい。周りに迷惑だ。
知ってるじゃないかぁ、そうこの僕こそマキナ・E・ジャンケどぅわあぁぁぁぁぁー
あーっ、うるさい
少しうんざりしてきた。
移動だろ!?
ああ、そろそろ勇者学のな!!
ハァ
ため息が出る。
キンコーンカーンコーン
でもさ、レインは勇者目指してるのに勇者学は苦手だよな
行くぞ
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