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小さくうなずいて直也を見上げると、照れたように目を細めて再びアタシにキスをした
短いキスが顔中に触れて、最後はアタシの髪に顔をうずめる
「ずっと…こうしたかった」
甘い声がアタシをフラフラに酔わせていく
「あーーー、なんか…」
何か言おうとした直也のセリフをさえぎる
「な…何もしないって言ったでしょ」
直也のため息がアタシの耳をくすぐる
「ん……くすぐったいから」
そういって身をよじって逃げようとすると直也の腕がアタシをがんじがらめにした
「このやわらかい感触をなんとかしろ」
「できるわけないでしょ」
「はあぁぁぁ」
ものすごいため息とともに直也がアタシの肩におでこをくっつけてもたれてきた
「一日ガマンするか」
「一日だけ???」
END
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