終わりの始まり

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終わりの始まり

午後4時になった。 早く、早く-。 くいいるようにパソコンの画面を見つめる。マウスを持つ手が震える- デスクの近くで観声があがった。 …やっぱり、だ。 私は誰にも気づかれないようにそっと溜息をついた。 彼は遠くに行ってしまう。私を残して。
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